← 事例一覧へ
← 事例一覧へ
大浴場の混雑度検知
カメラ画像認識で入退場をカウントし、宿泊者・スタッフへリアルタイムに混雑状況を共有するシステム。
導入先 神奈川県 J旅館
- Raspberry Pi
- エッジAI画像認識
- Node-RED
- WEB通知
課題
大浴場は時間帯によって混雑が大きく変動します。お客様が「いつ空いているか分からない」ことで快適な入浴体験が損なわれ、スタッフ側も「いつ清掃に入ればよいか」を肌感で判断するしかない状況でした。
専任ITスタッフがいない宿泊施設のため、現場のオペレーションを変えずに導入できる仕組みが求められていました。
導入したシステム
大浴場入口通路の天井に設置したカメラ画像を、現場に置いた画像認識AIユニットでリアルタイム解析し、入退場者をカウント。複数の出力先に混雑状況を配信します。
構成要素
- カメラ・画像認識ユニット:大浴場入口通路の天井に設置されたカメラで取得した画像を、エッジ側の画像認識AIユニットで解析。入退場者をカウントします。
- 簡易表示器:浴室近くのバックヤードでスタッフがリアルタイムで現在の入浴者数を確認可能。清掃タイミング等を計るのに利用されます。
- 管理画面・宿泊者向けWEB画面:WEB画面で宿泊者に混雑状況を表示し、快適な入浴タイミングをご案内。スタッフは管理画面やフロントのモバイル端末から確認可能です。
入退室判定ロジック
通路と各浴室前に設置された検知エリアの組み合わせで、入退室を判定します。
- 入室判定:通路で人物IDを登録し、その後、いずれかの浴室前の検知エリアで同じIDを検知した場合、対応する部屋の人数を +1
- 退室判定:浴室前の検知エリアで人物IDを登録し、その後、通路で同じIDを検知した場合、対応する部屋の人数を −1
- 自動リセット:1時間以上人数の変動がなかった場合、自動的に 0 人にリセット
効果
- お客様に混雑状況をリアルタイムにお知らせすることで、サービス向上に貢献
- スタッフが清掃タイミングを計りやすくなり、業務効率が改善
- 既存のカメラ位置・運用フローを変更することなく導入できた
← 事例一覧へ